第五十七回。【四の五の6】わたしの散歩道(2)東京の東の端もすてたもんじゃない
- 2020.08.27
- update:2021.06.24
- フリートーク(4の5)
- 散歩
「四の五の」シリーズ。大字で四は 肆 、五は伍。 肆 と言う字は「かってきまま」という意味。ぐだぐだ、四の五の言うフリートークの第五回目です。今回も「散歩道紹介」、続編です。
前回は平日の朝、毎日のように歩く「海に向かう土手道」をお話ししました。今回は休みの朝を中心によく歩く「臨海公園に向かう緑道」をご紹介します。
第五十二回。【四の五の5】わたしの散歩道(1)東京の東の端もすてたもんじゃない
自宅から土手道への距離を逆方向陸側に向かうと緑道が現れます。この道を南に進めば、葛西臨海公園・JR葛西臨海公園駅方面に向かうことになります。
春~夏にかけての緑、そして秋~冬にかけての紅。まったく違った姿を見せる遊歩道です。画像にはありませんがこの左手には区の野球場があり、夏には甲子園の都予選も行われ学生たちの応援の声があふれます。
緑道を少し歩いて行くと右手に青森大学の東京キャンパスが現れます。ここは旧清新第二小学校の跡地です。第二小学校は第三小学校と合併し、江戸区立清新ふたば小学校となりました。
青森大学・東京キャンパスを過ぎたあたりから上り坂になります。中川に流れ込む左近川に架かる「かさいかもめばし」を渡ります。
新左近川親水公園です。右手にカヌー乗り場があります。以前はごくごく一般的な「あひる足漕ぎボート」でしたが、江戸川区で五輪カヌー競技が行われることになったからでしょうか、カヌーに変わりました。公園でカヌー?正直驚きました。画像右手奥にデイキャンプ場があります。
実は区民にもあまり知られていませんが、区では以前からカヌーの体験教室を旧中川で開いています。こちらはアヒルボートの代わりなんてものではなくて、本格的なカヌー体験が味わえます。
先程の画像では見えませんでしたが、川沿いに特別養護老人ホームのなぎさ和楽苑があります。入居されているご高齢の方々には景色の良いところではないでしょうか。
かもめばしの下に真っすぐな道が東西にのびています。この画像の先は中川沿いの船堀街道に突き当たり、反対方向は環七と交わります。この突き当たりの川沿いの土手が前回紹介した散歩道です。左手に東京臨海病院が見えますね。このあたりでは一番大きな総合病院です。
かもめばしを渡り終えると左手にすぐ見えるのが都立紅葉川高校。地元では「もみ高」と呼ばれています。その奥に見えるのが、ロッテ葛西ゴルフ(練習場)。都内最大級とうたっているだけにかなり広い練習場です。
もう二十年も前にこのあたりに「ロッテワールド」を建てるという話がありました。実際に住民説明会まで行われたのですが、いつの間にか話は消えてしまいました。近くのコンビニ・サンクスが「葛西ワールド店」とあるのはその名残か。
橋を渡り切り少し歩くと大きな建物が二つ見えてきます。画像では切れてしまっているのですが手前に警視庁第二機動隊、そして進んで江戸川区臨海球技場です。水の処理施設「葛西水再生センター」の屋上にある球技場です。
葛西・臨海地区には3フィールドと呼ばれるスポーツ施設があります。前回ご紹介した「江戸川陸上競技場」、先程お話した「江戸川区野球場」、そしてこの「臨海球技場」です。この臨海球技場は ’ 臨球 ’ と呼ばれ小学生年代の大会でもよく使われる施設なので一番親しみがあるかもしれません。
写真を撮るため上がってみました。以前は土のグラウンドでしたが、この球技場が国体ラグビー会場に選ばれた際に人工芝グラウンドに生まれ変わりました。最近は学生のラクロスがよく行われているようです。
臨海球技場を過ぎると臨海橋に向かって道がまた上り坂になります。
国道357(湾岸道路)にかかる臨海橋のたもとに来ました。向こうに葛西臨海公園の観覧車が見えます。JR京葉線の葛西臨海公園駅もそろそろ見えてきます。
湾岸道路の上に来ました。左手にJR京葉線「葛西臨海公園駅」が見えます。この湾岸道路はこのまま左方向に進めば、すぐに江戸川を渡って浦安市に入ります。そう、ディズニーランドです。臨海橋正面には臨海公園の入り口、そして観覧車が大きく姿を現します。
公園入口を右に曲がり、左手に観覧車を見ながら公園内を中川河口に向かって歩きます。
臨海公園内はこの時期、セミの大合唱です。もうしばらく経てば 「ああ おもしろい虫のこえ 」に変わることでしょう。
さらに公園内を中川河口に向かって歩き進みます。そうすると現れるのが、五輪カヌースラローム会場です。この入口から会場内に入っていくのでしょう。さぁ、もう少しで海が見えてきます。
木立の間から海が見えだし始めました。中川河口=海はもうすぐです。
葛西臨海公園からの出口、中川河口です。土手を歩く場合はここが折り返し地点になります。
いつもの土手道に出ました。中川(荒川)に架かるのが、JR京葉線、首都高湾岸線、国道357の各路線です。ここから上流に向かって帰路につきます。
いかがでしたか?川と海と木立に囲まれたこの地区。昨今の大雨被害を考えると良いことばかりではないかもしれません。けれど交通の便も良く、それでいて自然の多い、わたしにとっては住みやすいところです。
東京の東の端も捨てたもんじゃないでしょ。
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