第八回。【ブリスターパック】なんでもかんでもブリスターと呼ぶのはちょっと違う。

第八回。【ブリスターパック】なんでもかんでもブリスターと呼ぶのはちょっと違う。

前回は、こう〆ました。
‵そろそろ、実物を例に上げて成形品のお話ができればと考えています。
世間に出回る成形品を例に上げてお話をすることを考えています。'

ならばその前にみなさまがよく目にされるだろう真空成形品として、「ブリスター」の話をさせていただく必要があると思いなおしました。
と言うことで、今日はブリスターです。

どんな成形品をブリスターと呼ぶ?

お客様とお話をさせて頂いていると、ブリスターとは真空成形品の総称を指されているのではないかと思ったりもします。
例えば、‘おめんのようなブリスター’なんて言葉をよく伺います。

とても言いにくいのですが、これ、間違えているのです。
と言って、この使い方でも特に会話に支障はでませんのでご安心ください。
ただこういうブログなので、どうか説明はさせてください。

「ブリスター」って一体、どんな形態のパッケージ?

「台紙」と「真空成形品のカバー」で商品を挟み込むパッケージの一形態 。

私は、ブリスターとは【台紙と真空成形品のカバーで商品を挟み込む】タイプのパッケージの形態と考えてています。
カバーとなる成形品はおおよそ透明材を使用し、製品を見せるためのパッケージと思っています。

タイプは大きく分けて二つ。
カバーと台紙をのりづけして製品をはさみこむ、熱圧着タイプ。
カバーに差し込み部分を作り、台紙を差し込んで製品をはさみこむ、スライドタイプ。
となります。

熱圧着式ブリスターパック。

熱圧着式ブリスター

ブリスターの代表格は、熱圧着式のブリスターではないでしょうか?
左の画像ではわかりづらいのですが、台紙と成形品のカバーはピッタリのりで接着されています。
つまり中の商品は、ブリスターを破らないと出せません。
セットに必要なモノは、糊引きをされている台紙と成形品のカバー・この二つの位置を保つ治具、そしてブリスター熱圧着機。
メリットは「ほこりが入りづらい・商品を出されづらい・セットをせずに済む」こと。
デメリットは「ご自分でセットできない・準備に費用がかかる」ことでしょうか。

スライド式ブリスターパック。

スライド式ブリスター

いわゆる、スライドブリスターです。
左の画像のように、通常は左右下の3方が折り曲げられています。
そこに台紙を滑り込ませるようなブリスターになっています。
商品は、簡単に取り出すことができるので逆に出てこないようにする工夫が必要になります。
一般的にはシールやホッチキスで留められている場合が多いのですが、台紙との形状を工夫することでホッチキス等を使わずに済む形態もあります。

ブリスターを使ってみると変わること。

ブリスターをお使いになる前のパッケージの形態をお客様に聞くと、袋だったり箱だったします。
ブリスターを使ってみて変わること。

ガタなく固定される。

それが袋の場合、ブリスターを使うと製品がガタなく固定されます。
場合によっては、高級感が増します。

製品のより広い部分を見せすることが できる。

それが箱の場合、ブリスターを使うと製品のより広い部分を見せすることが出来ます。
やり方によっては、裏側も見せすることが出来ます。

組み立てやセットが楽になる。

ブリスターを使うと、商品は収めるところに収めることになります。
多くの場合で、組み立てやセットが楽になります。
つまり工賃が下がります。

一例ですが、ブリスターを使うことによって色々が変わります。