第五十四回。EORA3D再挑戦。カタカタ音がしたので分解してみたが。やはり、iPhoneとBluetoothでつながらず
- 2020.08.17
- update:2021.06.24
- 型作りを助けるグッズ
- 3Dスキャン
3Dスキャナ「EORA3D」の再稼働計画。前回はこの〆文で終了してしまいました。
結局、ここでギブ。
ただiphoneに限らず、自宅環境ではアンドロイド機でもブルートゥースのペアリングが不安定な時もあるので、まだ可能性はあると考えて今日は終いにしました。
第四十四回。EORA3Dを久しぶりに動かしてみた。無念! ブルートゥースのペアリングさえできなかった。
問題は「時が解決してくれる」と信じ、今日も稼働に再チャレンジしてみました。
目次
問題は Bluetoothとペアリングしないこと。
前回のおさらいで言うと、Eoraは問題なく電源オンすること。iPhoneにはEORAの専用アプリ「Eora studio」が残っていて、こちらも問題なく起動すること。特に後者は再稼働にとってはとても大切なことでした。
メーカーであるEORA3D社はすでに消滅している。
このEORA3Dという3Dスキャナは同名の会社がクラウドファンディングで製造販売を目論んだ製品です。結果としては残念になってしまい、現在起動アプリ「Eora studio」自体もダウンロードができない状態です。このアプリをiPhoneの中に残しておいたことは、不幸中の幸いと言えたでしょう。
iPhoneでBluetoothペアリングしないときの対処法をもう一度やってみた。
前回同様、ネットで検索した対処方法をまずやってみました。通信環境はその日、その日で違ってくることは多々ありますから。
iOSのバージョンアップ
確認するとiOSのバージョンアップ情報がありました。早速、iOS13.6.1にアップデート。
再度チャレンジ→ダメ。
電源の抜き差し
EORA3D、iPhone共に電源のオンオフ。EORA3Dでは本体に電源スイッチはありませんから、コードの抜き差し。
再度チャレンジ→ダメ。この時点で諦めムード。今日も通信環境が良くなかったと日を改めようと思っていました。
EORA3Dの個体を開けてみる。
さぁ、しまおうかとEORAを手につかむと何だか音がします。試しに振ってみると(マネしないでください)、カタカタ音がする。個体の上下、左右を確認してみました。
ねじが1本ない
えっ、ねじ1本ないじゃん。六角ねじですから、これが外れて中に入ってしまうことなんてありえません。初めから1本しめられていなかったんですね。
となると、なんだこのカタカタ音は。これがペアリングしない原因になっているのだろうか?ここまで来たら開けて中を確かめてみよう。
製品が海外製なので、六角レンチもインチを使用しました。趣味のアーチェリーの道具がインチなのでそれを使用したところ、問題なく回りました。
小さな部品が出て来ましたが、所在地は分からず
六角ねじを2本はずし上部を持ち上げてみると。中から小さな部品が出て来ました。これは何だろう?ねじではありません。
上部センサーらしき部分と本体内部底にある基盤がつながれている配線。あまりに細くて無理して中を覗きまわすことができません。結局、異音の元と考えられるこの小さな部品の所在地は分かりませんでした。
個体本体の中は間口に対して底深く、配線がはずれた場合にはんだ付けし直す自信は全くありません。ここいらで大人しく、この小さな部品だけを取り除いてふたを閉めることにしました。
ねじ穴の見当出しにテープが有効でした
さて、いざ締め直そうと底からねじを底から内部に入れてみますが、肝心の受けるねじ穴の見当がほんとうにつきづらい。上部を回しながら入れることもそれに輪をかけます。
そこでねじ穴の延長線上にテープをつけて見当代わりにしました。苦し紛れの対処法でしたが、思いのほか有効でした。
ねじ2本を締め直してとりあえず見た目は元どおりに戻しました。本体内部で転がっていた部品が「EORA3Dとiphone7とのbluetoothペアリング」に悪影響を与えていたのかを試してみます。
やはり、iPhoneとBluetoothでつながらず
再度、EORA3DとiPhoneとのBluetoothペアリングに挑戦してみました。
前回、今回とまず行った定番の「iPhoneでBluetoothペアリングしないときの対処法」とは違って、謎の部品発見というこの個体に限った(?)現象を見つけ出したためか、期待に胸は大きくふくらんでいました。
が、結果は画像のとおり。今回も残念ながらペアリングできず。んん・・。また時間をあけて試してみます。・・・何故なんだろう。
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