第四十一回。【四の五の3】ことしも現れた 天敵「天井の蝉」 これからふた月が憂鬱。

第四十一回。【四の五の3】ことしも現れた 天敵「天井の蝉」 これからふた月が憂鬱。

「四の五の」シリーズ。大字で四は 肆 、五は伍。 と言う字は「かってきまま」という意味。ぐだぐだ、四の五の言うフリートークの第三回目です。今回は、これから毎年この時期になるとぐだぐだ言うだろう「蝉」の話。

幼いときのトラウマで、わたしには大の苦手があるのです。なんでそんなものがと思われるかもしれせんが、それは「蝉」。

わたしの住む集合住宅のエレベーターホール。これからの時期は毎年、天井に多くの彼らが集まってきます。なぜここがそんなによいのか?できれば他の場所で休息をとってほしい!

彼らを見かけたら気づかれないように、そっとエレベーターに近づく。難しいと判断したら、素直に階段を使うことにしています。ちなみに10階から降りることになります。(泣)

階段を使えるならまだ幸運。エレベーターを降りて自宅玄関ドアまでの通路。ここにも呼んでもいないのに彼らが群がります。その場合、他人の力を借りることになります。その場で電話をして内側からドアを開けてもらうのです。そして、目をつぶり中に飛び込むのです。

可哀そうなのはふたりの子供たち。そんなわたしの姿を見て育ったせいか、彼らも蝉が大の苦手。エレベーターで、通路で、わたしと同じ行動をとっているようです。

とうとう今年もその時期がやってきてしまいました。

今年初めての天井のせみ(2020.07.19)

これからふた月、エレベーターホールで通路で、不思議な行動を繰り返すわれらの姿を多くの方々が目にすることでしょう。ああ、憂鬱。

追記.
この翌日、とうとう自宅内への侵入を許してしまった。

とうとう、蝉が自宅に攻め込んできた

追記.(8/26)
朝、散歩に出ようとするとエレベーターホールで三匹がお出迎え。過去には六匹ということもあったが、こうも乗り口にいられると。なんでこうも蝉が集まるのだろう?

エレベーターホールにセミが三匹